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企画とは

まいどどーもゆきむらです

そろそろページのどこかに書いたほうがいいのかもしれませんが、自分はエロゲの企画や進行等々しとります。
絵もシナリオも管理もプログラムもそこそこという、良く言えば多芸、悪く言えば広く浅く、という形です。
というか多分ディレクター系は広く浅くでも仕事を知ってないと色々と問題が起こるので、これはこれでアリなのかなぁと思います。

んでまぁ企画ですが、エロゲだからエロければえぇやん、とかだけで成り立つもんでもないです。
もちろんエロければそれをウリにすることはできると思いますが、そもそもエロってなんやねん、というところが出ます。
自分がエロいと思っていても、他の人から見てエロくない、じゃあ意味がありません。

なので、作りたいものを作る、というのもある意味あっていますが、それが他の人に伝わらない場合は単なる独りよがりです。
自分が見てきた中では、大抵は作りたいものは過去に自分が触れたものの焼き直しというのが多いですが、それはお手本があるからできるわけであり、真の意味では企画ではないと考えます。

と聞くと、企画ってなんやねん、という話にもなります。
が、まぁ基本的には作りたいものでいいんですが、それを誰に楽しんでもらうのか、というのが重要になります。
そこのリサーチや感性を磨くために普段から情報を得たり、人と話したり、あーでもないこーでもない、と悩むからこそいいものができるという感覚です。

じゃあ面白ければいいんだな、となると、それはそれで違いまして。
会社でやってる以上はある程度の売り上げを出さないといけません。
じゃないと協力してくれた人へ支払もできませんし、次へも繋がりません。
恐らくここが同人と商業の明確な差なのかなぁと思います。
『とても面白いのに1000本しか売れなかった』ものと、『面白くないけれど10000本売れた』、という場合は後者のほうが商業的評価は高くなります。
まぁ面白くないけど売れたという場合には、他に何か良い点があったということになるので、それはそれで狙っていたのであればすごいことです。

というわけで、自分としてはやりたいことはあれど、それと同時にどう見せるかまでを考えた上のモノが商品企画なのかなぁと思います。
大変ではありますし、昨今の業界事情から見ると中々難しいところではありますが、それでも世に届けられるようなものを制作していければと思います。

一つ問題があるとすれば……
そういう面から見れる人に協力してもらいたいと思うのですが、原画やシナリオとも違う仕事になるので、どういう求人をしたらいいのかわからないというところですかね(。ω。
ディレクター志望、で募っても僕の考えた最強の企画、では作品にはなっても商品にはならないので、そのあたりから教えたりしないといけないのかもしれません。
でもそれなら原画やシナリオができる人に教えていけば……と思ってしまうので尚更どういう人材を取ればいいのだろうという悩みががが。

どーも自分は古い人間なので、自分ができることは自分で習得する、というスタンスだったんですが、今の作り方は専門職が頑張る時代。
しかし自分の仕事を任せるには広く浅い知識が必要というところで差が。

ここをどう解消すればいいのかというとしっかり面接とかしていくしかないのかなぁと思いつつ、今日もネタ帳に色々記載していくのでありました。

それではまたー