記事一覧

どこまで考えるべきか

まいどどーもゆきむらです

仕事柄企画を考えることが多いですが、これがまたどこまで考えたらいいのか、というのは毎回悩むところです。

例えば、●●が△△するお話はどうだろう、というのを思いついたとします。
それが面白そうであっても、企画として成立するにはもっと多くの事柄が必要です。
そう、あくまで原案レベルであるので、更に深く掘り下げていくとちょっとあかんかなぁということは普通にありえます。

逆に、ありふれたお話であっても、設定やらを掘り下げていくと面白くなるかもしれません。

そのあたりの匙加減はなんとなくわかってきたところなので、どれが正解というわけでもない気はします。
昔を思い返してみると、あぁうん、この内容じゃわからないよな、というのはわかるようになったのは成長の一つかもしれません。

内容や主なシチュエーション、原画やシナリオ、見せ方等々、一つの企画で考えることは山ほどあるので、ぱぱっと思いついたものがそれでOK、というわけでもないです。
アイデアがないと始まらないですが、それを形にするためにわりと泥沼の中を這いずり回って組み立てていくような感覚はあります。

とまぁ、それは実際進み始めるところの話なので、最初のプレゼンの時にはある程度の形さえあればOKだと思います。
これはいけそう、と思えるところがあれば、例えばゲーム内日数は何日であろうが、そんなのは後で決めればいいわけの話ですし。

色々考えていると、結構枝葉末節な部分を考えてしまいがちになり、そうなると本来の面白さって何?って部分がスポイルされてしまうので、考え方や決めなければならないことはシンプルに進めていきたいところです。

かといってシンプルすぎるとわからないので、加減が難しいなぁというのが悩みどころです。
まぁ、最近は気にせず、プロットまで全部やっちゃっていいのかな、と思ってますが。
それくらいまで書いたものをコンパクトにまとめたものを企画書にしたほうが、質の高いものになりそうです。

昔はこのあたりがわりと決まってから考えよう、って感じだったので、そこから考えたら成長した、と思いたい所存。
恐らく考え方をまとめたら一冊の本にできそうなくらいなのですが、こういうのって売れたりするのかなぁとか変なことを考える次第。

それではまたー