まいどどーもゆきむらです
エロゲーが死んだのかと言われると、エロ自体は生きてますが従来の販売形態が死んだのかなぁと思う次第。
いやもちろん生き残っているところもありますが、そのままでは遠からず回らなくなります。
今の時代は売れるものはがっつり売れますが、そうでないものはほんとに売れないという二極化しています。
月に出る本数に変化はないのに数的には激減していますから、一作あたりの本数はかなり減ってます。
なんでかーというのはフルプライスが売れなくなってきているからですが、じゃあなんでフルプライスが売れないのか、という話になります。
年齢層的なところでは30~40代のいわゆるエロゲ第一世代(と勝手に命名)が卒業していってるところもあります。
そして健全な業界(エロかどうかではなく市場としての意味で)であれば、新しいユーザーが入ってきます。
が、この業界においては新しいユーザーの増加は鈍いです。
何故か、フルプライスを買うお金がないとかではなく、純粋にPCを持っていない人が増えているからだと思われます。
若い頃からスマホに触れていれば正直それだけで十分なことができるくらいに高性能化しています。
今据え置きのデスクトップを買う人って、それなりにマシンスペックが必要な人なので、創作活動をするような人かもしれません。
じゃあandroidなりでエロゲを出せばいいんじゃないか、という話になりますが、これがまた面白いことに、スマホでエロゲというのが相性悪いです。
あくまで従来のAVGと比べれば、ですが。
画面解像度的にはデスクトップと遜色ないのが最近のスマホですが、5インチの液晶に横28文字くらいのメッセージウィンドウは狭すぎます。
可読性悪いことこの上なし。
逆に絵自体を見るのはそれほど違いはないかもしれません。
あとはandroidはインストールがネットになるのですが販売サイト自体も大きくない(google playやapple storeは18禁がない)ので、販売経路が狭いのも原因です。
これがこっそりパッケージで買ってインストールできる、とかならまた違うかもしれませんが……あんまり想像がつきません。
要はプラットフォームの人口減少と、それを補うはずの新規流入がないというのが原因かと思う次第です。
じゃあその人達は何でエロを楽しんでるのか、となると、ソシャゲやらラノベやら薄い本やら、かなと思います。
まぁ従来の販売方法なんでもって3年くらいという考えもあるので、そういう意味ではフルプライスは良く頑張ったほうだと思います。
人間が居る限りエロゲー自体は滅びませんが、今までとは違うアプローチが必要になるというのは間違いなさそうです。
それではまたー