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ゲームというビジネスモデル

まいどどーもゆきむらです

真面目なような題名ですが、個人的な感想なので確固たるデータによるものではないことは先に断わっておきます。

むかーし、ファミコンが出始めた時代。
それまでゲームセンターで遊ぶものだったゲームが、家庭へと流れてきました。
もちろん性能的にはゲームセンター用とはくらべものになりませんでしたが、それでもファミコン初期の頃のゲームは妙に中毒性の高いものが多かった気がします。
当時は多分新しいゲームが出たら、もうある程度は売れる時代だったのではと思います。
なにせ大体は新しいものなので、そこにわくわく感がありました。
海外ではそういうゲームが最初からあったかもしれませんが、ドラクエとかは点数もないゲームだったんで、最初何が面白いのかなぁと思ったんですが、やってみると面白かったです。

その後スーパーファミコンやプレステ、サターン時代にいわゆる名作と呼ばれるものが出てきて、そのシリーズは今でも続いてるものもあります。
この頃も大抵は出せば売れた時期で、ゲームバブルだったのでは、と思います。
PS3くらいまで来ると、性能的にはゲームセンターと同等くらいの表現が可能になり、ゲームセンターに行く機会も減りました。
格闘ゲームに嵌っていた自分さえ行くことはなくなりました。
まぁゲームセンターについてはとりあえずおいときます。

そして現在、色々ゲームは出てますが、好調かと言われるとそうでもない、という感じを受けます。
グラフィックも綺麗になり、システムもユーザーフレンドリーになり、演出も素晴らしい、20年くらい前に比べれば格段の進歩です。
ところが、その分開発費はかさんではいるものの、売上的には落ちています。
売上が出ないということは次の開発はできないわけで、仮にしたとしても規模が小さくなります。
前よりも規模が小さくなるとそこで不満は出ますし、そうなったらそこでジ・エンドです。
今売れているゲームというのは正直ナンバリングタイトル、何かのシリーズの続編、というのが多いのは、過去の数字を目安にして数の予想ができるから、というのが大きいと思います。

つまり、ゲーム市場というのは昔みたいに作れば売れる、というものではないということです。
何言ってるんだ当たり前じゃないか、と言われるかもしれませんが、意外とこれは大事かなと思います。
何しろこのゲーム面白いけど何本売れるだろう、ってのはもはやそれはゲームの面白さではないところが大きく影響をしているからです。

まぁ何が言いたいのかと言いますと、面白いゲームを作れば売れるという時代でもないですし、似たようなゲームも多い中、敢えてそれをプレイする、という人も少ない気はしますし、そりゃ市場自体は仮に大きさが変わらないと仮定しても、一本当たりの売り上げは減って当然かなと思うわけです。

もちろん同じやり方がずっと通用するわけはないので、そこは受け入れつつ別な道を模索していく必要があります。
より多くの人に楽しんでもらいつつ、後に広がるようなもの、ゲームならではのものというのを考えていかないといけないと感じます。

この件に関してはまた後日触れそうな予感がしつつ、今回は締め。

それではまたー