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シナリオとか原画とか

まいどどーもゆきむらです

創作をする際に、絵や文は非常に重要です。
何故なら、伝える手段だからです。

絵柄がキャッチ―であれば多くの人を引き込みますし、独特であればそれにピピっと来た人は引き込まれます。
一概に上手い絵であったとしても、シリアスな話なのにデフォルメなキャラは合わないですし、コミカルな話にはリアルタッチな絵は合わないです。
つまり、こんな絵だから売れる(広がる、でも可)、ってのは正直わからないです。
正解はあるようでないですから、それが表に出た時に初めてわかることで、そして修正が(基本的に)効かないものです。
そう考えると結構一発勝負ですなこれ。

もちろん出す前に関係者で揉むことはできますが、それも結局関係者の感性と経験になるので、正解に近くなるかもしれませんが、ベストではないかなと思います。
ただそういう性質なので、逆に毎回ベストだ、と言い切ってもアリかなと思います。
ポジティブシンキング的には後者がよさそう。

そして文章はこれまた絵に輪をかけて難しいです。
何気なく日常で触れている日本語ですが、これを文章とするのは実はかなり大変。
何しろ絵はパッとみて大体わかりますが、文章はある程度読まないとわかりません。

そのある程度というのが曲者で、文章の良しあしってのはある意味物語にも関係します。
開始3行でこれ以上は読めない、となるものもあれば、なんかいまいちだけど読み進めていったら展開が面白かった、ということもありえます。
まぁ後者の場合は脚本家になって文章は別な人に書かせればいいのかも、って話になりますが。

文体も実は結構複数あって、書く人によってクセがあります。
リズムが合う人の文章は読みやすいですし、そうでないとしっかり書かれていても読みづらい、となることもあります。
逆に少ない文章でも場面を想起させることができる人も居ますし、ここはもう才能かなと思います。
ある程度目的をもって書き続けていれば書き分けもできるかなぁと思うんですが、絵の修業はまだなんとかなりつつも、文章の修行というのは難しそうです。

前述したどこまで読んだらわかるのか、というのがわかりづらいので、基本的な文法とか、特殊なレトリックは教えれるかもしれませんが、それがどう活かされるかはその人次第です。
知識だけあっても展開の浮かばない人には文章書けませんし。

このあたり、専門学校におけるシナリオ科とかは、何を教えているのかなぁというのがちょっと気になりました。
自分なりにこういう文章ならOKってのはありますが、それが絶対なのか、というのはわかりませんし、そもそもどうやって教えるのかなぁというところを聞いてみたいところです。

それではまたー