まいどどーもゆきむらです
某小説サイトで流行ってるジャンルに異世界転生モノがありますね。
現代社会から主人公が異世界へと飛んで、そこで活躍するというアレです。
大抵は元の世界ではあまり目立たない主人公が、異世界だと活躍していくというスタイルかなと思います。
まぁぶっちゃけ主人公なのでそんなことをしなくても活躍していいんじゃよ、と言いたくはなりますが。
読者の中にはわりと共感できるものが多いのか、サイトの小説はほぼこのジャンルしかない、と言っても過言ではない感じ。
その中でもバリエーションがあり、色んな人が転生したり、逆に異世界から現代に転生するものもあったりします。
バリエーションのあるジャンルは基本的に強いと思います。
この異世界転生モノ、古くは聖戦士ダンバインがそうかなぁと思ったりします。
現代の人は特殊な力を持っているので召喚される、という感じですね。
これはエロゲでもうまく設定を作れれば通用しそう。
あとは若干毛色が違うかもですが、ネットゲームの中に入り込んで、というのも形を変えた異世界転生モノかなぁと思います。
いずれも、普段の自分からの脱却がカギなのかもしれません。
ただこのジャンル、もう一個の世界を構築しないといけないので、やろうと思うとすごく大変だなと思います。
それこそわざわざ現代社会から転生しないで、最初からその世界で活躍してもいいんじゃないか、くらいにまで練られている必要がありそう。
気のせいかもしれませんが。
結局はどんなキャラがどう活躍するのか、といういわゆるお話になると思うので(エロ除く)ジャンルはあくまで実現手段の一つかなと思います。
もしかしたら自分のほうで見えていない魅力が何かあるのかもしれませんが、こんなのも魅力だでよ、とかあったらどなたか教えていただきたいところ。
まぁなんか散歩しながらふっと浮かんだことでした。
何か色々できそうだとは思うんですけど、まだそこまで繋がっていないのでも少し考えてみたいと思います。
それではまたー
カイ - 2015/12/15 (火) 23:47 Edit
この系統の作品は、元の世界を現代社会とすることで、その中にいる平凡そうな主人公を読み手に自己投影させやすくする手法の一つだと、個人的に考えています。
自身を主人公と重ねやすくすることで、舞台が異世界であっても主人公に感情移入しやすくなり、物語の中での主人公の活躍や成長から得られる様々な面白さが伝わりやすくなる、ということではないでしょうか。
技術的な話としては、小説の場合、漫画・アニメ・ゲームなどと違い、全ての表現を視覚ではなく文章で表現しなければなりませんので、何かを説明するのにも、その世界観に合わせなければなりません。
ですが、現代世界の主人公視点にすると、何かを説明する「〇〇のような」の〇〇を現代に存在するものなどで表現できるようになるという点は大きいと思います。
例えば飛行機の存在しないファンタジーな世界観で「ジャンボジェットより大きい竜」と書けたり、エロゲーの無い世界観で女の子に囲まれた時も「これなんていうエロゲー?」という表現が使えたりします(笑)