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ゲームの値段2

まいどどーもゆきむらです

ゲームの値段についてその2。
主観ばりばりんぐです。

結構日本はサービス精神が旺盛なので、外国だとお金がかかるようなことでもただでやってしまうところがあります。
更に、お金儲けをするのが悪、みたいな風潮がある気がします。
実際儲けられればいいんですけど、今のご時世ゲームで稼ぐというのは相当厳しいんじゃないかなぁと思ったりはします。

閑話休題。

で、例えば2000円でCG20枚のゲームと、1000円でCG10枚のゲームがあったとします。エロゲーで。
どっちを買ったらいいか、というのはもうシチュエーションとかキャラで決めちゃってもいいような気がしますね。
CG1枚あたりの単価は同じわけですし。
まぁ、中身については同じくらい満足できた、という話にしておきます。

次に、2000円でCG20枚のゲームと、2000円でCG40枚のゲームがあったとします。
多分プレイした後、40枚のほうがボリュームがあった、ということで満足感は上になると思います。
お得感ありますしね。

ただ、ここで40枚のゲームを作ってしまうと、次につくるものも40枚ないといけない、という風潮になります。
そりゃ人間、前に体験したことと同等以上を求めますから、自然なことです。
そして資金や人が続くのであれば、同じようなボリュームで作成することができると思いますが、以前書いたように年々コストが嵩んで売上が減少している中では、頭打ちになります。
んで、ついにはコストのほうが上回ってしまい、アウトになります。

自分から言わせれば2000円で40枚というのは、ある意味安売りに等しいので、自らの価値を薄めている、と見ることができます。
他を出し抜くために(そうでないかもしれませんが)ボリュームを増やすというのは、言って見れば牛丼の安売り競争と似てますね。
一時的に人が来るかもしれませんが、結果的にどうなったかというと、多分誰も得していません。
それどころか、一回開かれてしまった方法に皆足を突っ込まざるを得ない状況になり、どこもかしこも疲弊してしまいます。

まぁ体力あるところなら生き残るかもしれません。
その前に業界自体が無くなってしまう可能性もあるかもしれませんが。

かと言って、皆でレギュレーション決めて商品を出そうぜ、という取り決めをしよう、と言いたいわけでもないです。
そこは時代に合わせて変化するべきところだと思います。

下手に安売り勝負をしたりするのではなく、適正なものを適切な値段で売るようにしたいものです。
今は良くても、後で自分の首を絞める可能性は十分あるなぁと思います。
まぁ今はCG1枚いくら換算、というのは計算として成り立たないという気はしますし、実際は内容やクオリティにもよるので一概には言えませんが。

作る側としては、とりあえず買ってくれた人に楽しんでもらえるよう、努めていく次第。

それではまたー

コメント一覧

カイ - 2015/10/21 (水) 23:16 Edit

更新お疲れ様ですm(__)m

価格に対してボリュームや価値が見合っているかは個人の価値基準に左右されると思いますが、仕事に見合う対価を支払うのは業種に関係なく消費者として当然のことですよね。
ゲームならボリュームが大きければそれだけ関わっている人や労力・時間が多いわけで、割に合った利益が無ければ誰かしらの負担になっているという。

価格やゲーム内容は商業作品なら企業が決めている事ですし、ユーザーにできることは基本的にお金とアンケートを出すことだけですが、収益があがらなければお互いにとって悲しい結末が待つことを作る側も買う側も理解しなければいけませんね。
多くのエロゲーユーザーは理解していると思います。(大人ですし...

ですので、私が触手ゲーを買っているのも好きな世界を守るために必y(以下略

長文、失礼いたしました

ゆきむら - 2015/10/22 (木) 02:42 Edit

>カイさん
コメントどうもです。

まぁ自分も例えば珈琲一杯に580円とか言われるともうちょっと安くならないなぁとかは思ったりはします。
多分高いと思ったら自分はそこには行かないですし、それでも店が成り立つのであれば、多分その値段でもOKという人が大勢居るということでしょう。

このあたりはお互いが納得していければ健全な関係になれるのではないかなと思います。
とは言いつつ、業界標準ボリュームを作ろうとかそういうわけではないです。もしかしたらそういうのがあったほうがいいのかもしれませんけどね。

現状エロゲがまだなんとかなっているのは恐らく結構昔から買っている人が多いからかなとも思いますし、そこは感謝であります。

そういう方達の期待に応えられるよう、また新たな性癖に目覚める人を引き込めるよう、定期的に良いモノを提供できるようにしていきたいところです。