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ゲームの値段

まいどどーもゆきむらです

先日どこかの記事で、298円のインディーズゲームの値段に対して文句を言うのは日本人だけだった、というのがありました。
無料で遊べるものがはびこった為に遊びに金をかけない、もしくは金を使わせるのを悪、と思っているのでは、という意見でした。
この記事は業界的なところも鑑みてちょっと自分も考えるところがありました。

というのも、ゲーム開発は基本的に売れないと開発資金が回収できないわけで、それが続けばいずれ開発元は潰れて作れなくなります。
過去あったゲーム会社が潰れたり、吸収されたり、別なことをやったりするのは恐らく皆知っていることかと思います。
まぁ、昔は売れた為にそのお金の使い道を間違えて窮地に陥ったところもないわけではないので、ゲーム会社じゃなくても同じようなことは起こってますね。

面白くないゲームに金を出したくない、というのはわかりますし、会社側もゲームを作っていれば売れる、という考えではいけない、というのもあります。
ただここで一つ問題となるのが、昔に比べると一本当たりの作成単価が上がっているので、仮に同じ本数売れたとしても売上は減ります。
昔に比べれば、音声やらムービーやら、3Dやらアニメやら、表現力が増えた分お金はかかっています。
しかもそういうのはわりと専門スキルであるので、育てたりするのにもお金が要りますし、その後のことも考えると複雑なことになります。

とはいえそれは制作の都合であるので、抑えるような努力、買ってもらえるような努力というのはしていかなければなりません。
一日経ったら一日分成長するのです。
まぁ今日は日曜日だったので成長ゼロですが。ふがごご

まぁ値段的な面に話を戻すと、最近無料ゲームが増えています。
無料でもプレイできるし、必要ならば課金するというシステムはお金持っている人にもない人にも優しいものです。
そういうゲームはまぁ、お金払ってくれる人が居たりするのでなんとか成立します。
最近はそれも徐々に崩壊(ソシャゲサービス終了等)していってるみたいですが。

お金を出したくないというのは値段云々ではなく、もしかしたら単純にゲームの数が多いというのも原因なのかもしれません。一個一個安くても昔に比べればゲームの数は何倍にもなっているので、それに全て払うとしたらとんでもない額になります。取捨選択は必要だと思います。

自分的には気になったゲームは購入して開発にお金を回して、あかんところやよかったところは意見して改善、という風潮になってくれればいいなぁと思います。
たぶん、趣味に使うお金が充分あれば可能かなと思うので、収入が増えてくれればいい=経済が回ればいいのかもしれないと思う次第。

開発側としては今までのやり方に固執することなく、面白さを提供できるような仕組みを構築することが重要かなと考えます。
時代の変化に対応できるよう頑張っていきたいところ。

まとまってるようなそうでないような気がしつつ、それではまたー