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コンテンツの推移

まいどどーもゆきむらです

推移というほど大袈裟なものではないですが自分なりの分析を。
エロゲと少しコンシューマ系について。

むかーし、と言っても20年くらい前ですかね、は、出したら売れるくらいの感じでした。
それが2000年を超えたあたりから少しほころびが入ります。
自分が最初に出したのは2002年ですが、そのあたりからでも箸にも棒にもかからないものは淘汰されてます。
まぁ単に作ってもあかん、というのは想像に難くないです。

それでもまぁ黒系であれば買ってくれる人が居るので、まだなんとかなる感じでした
それが2010年くらいまでは続いた感じ。
ただ、その間も売上本数がどんどん下がり、恐らく半分くらいまで落ち込んでると思います。

大体似たような時期から低価格なものが出てきた気がしますが、これはフルプライスを作るお金がないから、ボリュームを落として制作するという形です。
まぁ売上落ちてる現状でその対策をすると、当然売上上がる為にやっているわけではないので、結局じり貧です。
実際、フルプライス→低価格、となって復活したメーカーは知りません。
逆はいくつかありますが。

でまぁ、2017年も大分厳しい状況で、このまま行けばブランドはまた色々潰れるでしょう。
ただ、作ってた人が居なくなるわけではないので、またどこかで作るかもしれません。
ただそれが売れるかどうかというと、あかんかった人が作ったものが売れるというのは正直ないかなぁと思います。
いやいや、自分も正直このあたりは怖いですね。

ではなんて売れなくなったんか、という話がありますが、まぁ供給先が増えたから、というのがあるでしょう。
昔はエロゲしかそのあたりを満たすものがなかったけれど、今は個人発信でそれこそ多様なエロがあります。
何もフルプライス買わなくてもいいのです。

また消費が滞り、ちょっと買ってみるか、というのができなくなったということもあります。
明らかに地雷とわかっているゲームに突っ込む人が過去に居ましたが、もう今は全滅してます。
そんなことをしてアピールする以外にも自己発信の道はあるのだから、そもそも話題にもなっていないゲームを買う必要がないのです。

となると、話題性のあるゲームを出していくしかないなぁと思いますが、そんなことができたら苦労はしません。
とはいえ、そこを目指していかなければならないのと、その際にはいろんな人の協力が必須なので、一人ではできなくなった、というだけかもしれません。
むしろプログラマ一人で全部作れる、とかのほうが異常だったとも言えます。

そういう多人数開発になるとノウハウ的にコンシューマが頭一個抜けてると思うんですが、コンシューマも厳しいですね。

人気タイトルの続編というだけでRPGは40万、一方新規のタイトルは2万。
スポンサーがどっちに金を出すかというのは一目瞭然です。
当然企画も通りづらくなります。

恐らく、大きく金をかけて狙うタイトル、あまりお金をかけず面白さを出していくタイトル、あたりに二分化していくんじゃないかなぁという予想はしています。

いずれにせよ、現状のコンテンツ界隈はすぐ変化するので注意深く見ていき、対応していく必要があるのかなと思います。

それではまたー

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