まいどどーもゆきむらです
スクリプトと聞くとどういうイメージを持たれるでしょうか。
難しそうとか、めんどくさそうとか、まぁ大体そんなイメージかもしれません。
あ、良く考えたら自分が数日前にスクリプトがないと完成しません、とか言った記憶があるや。
まぁそれはおいておこう。
プログラムはプログラム言語を用いてある意味無から有を産みだすものですが、スクリプトはあるエンジン上で動くものを作る為に書くものです。
実際のスクリプトの意味とはちゃいますが、あくまでゲーム制作上の話です。
例えば、アドベンチャーエンジンがあるとしまして。
そいつはテキストファイルを読み込んだらそのままメッセージウィンドウに表示する機能を持っていたとしましょう。
で、スクリプトにて、ここで立ち絵表示する、という命令を入れた場合、画面には立ち絵が表示されます。
ここで背景変えたいなぁ、と思った時、背景変更の命令を入れればその場で背景が変化します。
つまり、スクリプトはエンジンに対してこうして欲しい、という要望を出すためのものと言えます。
エンジンはある程度の機能を有しているので、その命令が来たら立ち絵表示したり背景を表示したりします。
どうやって絵を表示しているかをスクリプトを使う人が知る必要はありません。
そこはプログラマが原理を知っていればいいだけの話です。
そんな感じなので、プログラマよりかはよりゲーム制作の現場に近いのがスクリプトになります。
立ち絵表示したり、音楽を慣らしたり、エフェクトを出したり、選択肢を出したり……スクリプトを使って各機能を利用します。
そのタイミングを考えていくと、演出にまでなることはわかってもらえるかなと思います。
例えばシリアスなシーンで音楽を一回停めて、ブラックアウトにして、黒背景にキャラの立ち絵だけを表示するとか……なんか起こりそう、って感じになりませんかね。
もちろんそのあたりを考慮せず、単に会話の前にそのキャラの立ち絵を表示するだけでもいいと思います。
変数を利用することで分岐ができたりしますが、このあたりの考え方はプログラム的な形になります。
なのでよくプログラムと混同されることがあるかなと思います。
プログラム的な知識はあったほうがいいかもしれませんが、結局のところ、この手のは指定された命令通りにしか動かない、と言う感じですね。
細かいところまで指定できるのがプログラム、限定的(でも必要十分)に指定できるのがスクリプト、でもいいかもです。
ここに、例えば立ち絵を表示する際にはこの指定をしなければならないとか、そういう制限が入ったりするとややこしくなりますが、まぁやってるうちに覚えるのでそう難しくはないのではないかと思う次第。
原理を理解できればむしろどんどん表現の幅が広がって楽しくなっていくと思います。
絵や文だけではなく、演出までできたら面白くなるかもしれません。
さぁチャレンジの時間だー(。ω。
それではまたー