記事一覧

仕事の締め切り的な考え

まいどどーもゆきむらです

ある意味仕事哲学的なところ。
「これ五日でお願いします」
と言われた場合、どういう仕事をするのがベストかという話。

1、五日目に提出する
2、〆切一日前に提出する
3、なるべく早く提出する

あたりが候補としてあるでしょうか。
1つずつ見ていくとすると……

1は確かに五日で提出しています。
が、提出物に問題があった場合は修正が入ります。
そのまま納品できたらいいとは思いますが、大抵はそんなことはないです。
となると、五日で、というところを越えてしまいます。
もし五日というのがもう延ばせない〆切だった場合は、大変なことになります。

じゃあ少し早めということで一日前に提出すればいいのか、ということで2番目が出てきます。
確かに一日余裕があるので、一日でできる範囲の修正であればいいでしょうが、仮に2回修正が来たら一日で吸収できない可能性があります。
バッドではないですが、ベストでもない感じですね。

じゃあなるべく早く提出するのがいいのか、ということになるかもしれませんが、実際問題提出が早くなるとそれだけ荒くなりますから、まず確実に修正が発生します。
その段階から修正を加えていくと、途中で方向が変わったりすることもあるので、一概に早ければいいというものでもないです。

あれ、じゃあ三つの中に正解はないのかよ、と言われると困るのですが、実際自分の中ではどれも正解ではないです。3が一番近いかな、という感覚。

自分ならなるべく早く完成像に近いものを提出して、それが途中のものであるということを告げつつ、確認してもらって最終イメージとの詰めを行います。
大体二日くらいでやるのが好ましいです。
その後三日くらいかけてブラッシュアップして、途中経過を一日単位で報告しつつ、五日目に完成品を納品します。
自分の中ではこれが五日の仕事かなと思います。

1の考え方でやると簡単に一日二日伸びますし、それが常態化したら簡単に一ヵ月二カ月遅れます。
ぶっちゃけエロゲの発売日が平気で遅れるのはこのせいです。
「この仕事今日中に終わらせてよ、明日別な仕事あるから」
って言われてその日の定時に提出しても、修正入ったら明日もその作業になって新しい仕事に入れないのは当たり前のことです。
夏休みの最終日に宿題全部やればいいや、という学生時代とは違うわけです。

一応前述した方法は、作業期間の20%の間に80%の完成度までもっていくという感じになります。
恐らくプロは皆やってると思います。
絵描きと顔つき合わせながら話してるとラフを描きながらになりますが、ぶっちゃけそこで進捗度は上がっていきます。
テキストに関しても、それならこういう話ですかね、的な確認をしつつやっていくとその場で進捗度上がっていきます。
ある意味即興的なスキルですし、最初の打ち合わせなりで大分詰めることができればこのあたりはなんとかなるんじゃないかなぁと思います。

それでなくてもコミュニケーションの頻度を高めれば何が原因で進まないのかわかりますし、新たなやり方もでるかもしれません。
内勤の人はそのあたり直接顔を合わせることができるので有利ですね。
外注の人は話すのが苦手ということはあるかもしれませんが、プライオリティは仕事>感情、だと思うんで、まず仕事終わらせることを考えれば、結果的に話すのが苦手というのも克服できるのではと思います。
正直苦手ってのは試行回数が少ないということが多いですし、それをしたら死ぬというわけではなければチャレンジしてもいいのではと思う次第。

ちなみに自分的には上記方法に合わせて、三日~一週間は余裕を持つ、ということにしています。
が、それでも周りの調整をしていくと足りなくなるので、そもそもの仕事の仕方や意識等はもう少し理解してもらう必要がありそうです。
やはり余裕があればクオリティアップもできますし、それなら余裕ができるような仕事をするのが理想だと思う次第。

アマチュアは時間をかければかけるだけクオリティを上げることができますが、プロはその限られた時間で一定以上のクオリティを出せる人、だと思います。
完成品を見ただけではわからないのがネックですね……

それではまたー

コメント一覧

コメント投稿

  • コメントを入力して投稿ボタンを押してください。
投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
削除キー